便秘をストレッチですぐに治す
便秘は、なるべく薬を使わないで治したいですね。食事と並行して、簡単なストレッチをしたらより効果が高められます。
ストレッチで腸を刺激して、排便を促すようにします。毎日続けていくうちに、便秘の解消だけでなく、自律神経も安定してストレスも解消されていくでしょう。
腹と腰のストレッチ
@ 床に座り、左足を立て、右足は伸ばしておきます。
A 左足を右膝の外側に置きます。
B 右手の肘を左足の膝の外側へ付けます。(右手で左膝をつかむだけでもOK)
C 息を吐きながら状態を左側へねじります。
D 4呼吸します。息を吐く時に、ねじりを可能なだけ深めるようにしましょう。
E 反対側も同様に繰り返します。
このストレッチは、腸を刺激して蠕動運動を促します。さらの排便の時の腹筋を鍛えます。女性は男性ほど腹筋が強くないので便秘になりやすいとも言われています。
股関節ストレッチ
@ 座った状態で両足の裏を合わせます。
A かかとをできるだけ手前に引き寄せます。
B 大きく息を吸いながら一度背筋を伸ばします。
C 大きく息を吐きながら上半身を前に倒して数秒間キープします。
D 息を吸いながら体を起こしていきます。
E 再度息を吸いながら背筋を伸ばします。
F 身体を左右にゆっくりと揺らします。
このストレッチは股関節周辺をほぐします。女性には月経不順にも効果があります。
骨盤を引き締めて、腸を刺激するストレッチ
このストレッチは、先にあげたストレッチよりちょっと難易度があがるかもしれません。もしかしたら体操の部類に入るかもしれませんが。骨盤のゆがみが原因の便秘には効果がきたいできます。
骨盤がゆがんで開くと、内臓が徐々に下がってきます。その下がってきた内臓が腸を圧迫すると、腸の働きが不十分になり便秘になってしまいます。下がってきた内臓を正しい位置に戻して骨盤を矯正するのがこのストレッチになります。
@ 仰向けに寝ます。
A 足を垂直にあげて腰を持ち上げます。
B そのまま自転車こぎを10秒行ってください。夜寝る前に行うとより効果があります
という簡単な流れになります。ですが、ちょっと難しい、できないという人は、先の2つを行ってください。
ストレッチ(stretch)は、伸ばす、伸縮するという意味があります。体を伸ばしたりする簡単な運動で、自律神経を整えてくれますし、ストレス解消にもなります。でも日頃運動をしてない人が、ストレッチをすると、体が痛くなったりすることもあるかと思います。その時は、無理をしないで、出来る範囲で行ってください。少しずつでも、続けていくことが便秘解消につながります。