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便秘で体臭は臭くなる?解消方法は?

 

便秘で体臭は臭くなる?

便秘になるとスムーズに排便ができなくなってしまうというだけではなく、体臭にもその影響が現れてしまいます。

 

身体の中の不要物である便が長時間体内に溜まっている状態になってしまうので、「生ごみを暖かい場所で保温している状態」とも言われます。

 

実際に生ごみを夏場など気温の高い時期に長時間放置しておくと嫌な臭いが発生してしまうことは多くの人が知っていると思います。それと同じ状態が身体の中で発生していると言えます。

 

人間の体温は35〜37度ほどありますので、体温で温められることで便が腐敗、発酵してしまうので発がん物質などの有害な物質が発生してしまいます。本来なら便と一緒に身体の外に排出されてしまうものなのですが、長期間身体の中に滞留して温まったからこそ有害物質やガスが発生してしまうのです。

 

そして発生した有害物質を含んだガスはおならとして排出されることもあります。「便秘になるとおならがたくさん出るようになる、臭いが臭くなる」という人がいますが、それは便が腐敗・発酵した腐敗臭なのです。しかし全てがおならとして排出されるわけではありません。

 

行き場をなくしたガスの行き先

 

腸の中でおならとして排出できずに行き場をなくしてしまった有害物質を含んだガスは腸の血管から吸収され、血液に乗って身体中を巡ることになります。人間の身体には解毒機能が備わっていますので多くの有害物質は肝臓で解毒処理されることになりますが、処理しきれなかったものはどこからか身体の外に出ようとします。その場所が皮膚です。

 

身体中に無数にあいている毛穴から有害物質を含んだガスが身体の外に出ていくのですが、その時に腐敗臭も一緒に発せられてしまいます。これが「便秘になると体臭が臭くなる」という状態で、有害物質が空気に溶けて口から出るものは口臭に、身体の毛穴から出たものは体臭として感じられるようになるのです。

 

慢性的に便秘だという人の場合、実際には腐敗臭のせいで体臭がきついと周囲の人は感じているかもしれませんが、本人は慣れてしまって全く気付いていないというケースもあります。しかもその匂いは便の腐敗臭なので、便臭に似たものになってしまっています。

 

便秘による体臭の改善方法

 

便秘による体臭の改善方法

この体臭を改善するために消臭スプレーを使ったりお風呂に入って清潔にしても大きな効果は望めません。

 

臭いの発生しやすいニンニクやニラなどを控えるようにしたり、体臭をきつくする作用があるアルコールを控えるのも一つの方法ではありますが、対処療法にしかすぎないからです。

 

やはり一番大きな効果が実感できるのは原因である便秘を解消することです。臭いの発生源となる身体の中に滞留している便が無くなれば、自然と体臭も減って行きます。

 

便秘解消のためには悪玉菌を減らし、善玉菌を増やすことが大切です。善玉菌は腸の蠕動運動を良くする働きがあるので腸の中で便がスムーズに便が移動していきます。また、悪玉菌が増えると有害なガスが発生しやすくなりますので、悪玉菌を増やさないようにすることも大切です。

 

人間の腸の中は腸内細菌が生息できる場所が限られているため、善玉菌を増やすことができれば悪玉菌の数は減少していきます。悪玉菌の数が減れば嫌な体臭の原因となるガスも発生しにくくなりますので、臭いも改善していきます。

 

腸内環境を良くするために必要なもの

 

善玉菌

善玉菌を増やすために有効なのはヨーグルトなど乳酸菌が含まれている食べ物です。腸内で善玉菌のエサになって腸内環境を改善する働きがあったり、腸内で酸性の物質を作ることで腸の蠕動運動を促したり、アルカリ性の環境が好きな悪玉菌が生息しにくい環境を作り出すことができます。

 

オリゴ糖

また、オリゴ糖を摂取すると腸内の善玉菌やヨーグルトと一緒に摂取した乳酸菌のエサになるのでさらに良い腸内環境を作り出すことが可能になります。肉類や乳製品など動物性たんぱく質を多く摂取する生活をしている人は、特に気を付けて善玉菌を増やす効果がある食品を摂取するようにしましょう。

 

水分と食物繊維

また、水分と食物繊維も重要な役割を果たします。どれだけ善玉菌を増やしても水分不足では便が固くなって腸を移動しにくくなってしまいますし、食べる量が少ないと便の量自体が少ないので排便しにくくなってしまいます。便を柔らかくする水分と量を増やす食物繊維の摂取も有効です。

 

重要なのは水分摂取と食物繊維の摂取はセットで行った方が良いということです。食物繊維は水分を吸収する働きがありますので、水分の摂取量が少ないと便が逆に固くなってしまいます。食物繊維で便の量を増やし、水分摂取で便を柔らかくするという2つを同時に行うことが効果的です。

 

水分摂取の目安としては1日2リットルです。食事中や食事の合間にコップ1杯分の水分を摂取することであまり苦と感じることなく水分摂取ができるようになるでしょう。

 

何をしても改善されない場合

 

何をしても改善されない場合

どうやっても解消しないという場合には、薬を使うのも1つの方法ですが、毎回服用していると癖になり薬がなければ排便できなくなってしまいます。

 

生活習慣の改善を第一に行い、薬を服用するのは緊急の場合や何をやっても効果が現れない場合などに限定するようにしましょう。